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吉田沙保里さんが最近ギターを始めていてTwitterでドリカムの曲をアップしていたのを見ていました。
その時、コードを一つ変えればこの曲をもっと楽に弾けるのになと思い動画を作りました。
KEY=Dの3コード攻略法
吉田さんはドリカムの「あなたにサラダ」のAメロの部分を弾いていて、KEY=Fの曲を3カポしKEY=Dに変えD – G – A – Dのコード進行で弾いていました。
まずビックリしたのは初心者がなかなかできないリズムに乗って弾くのができているのと、一瞬でコードチェンジをする事がほぼできている事です。
初心者でこれを出来る人はなかなかいないですからね。
KEY=Dで使うGコード
コードチェンジはGコードの形を選び直せばもっと弾きやすくなるし、もっと流れが良くなるので説明します。
まずコードチェンジのコツは各コードの共通項を見つけ、可能な限り少ない動きで演奏にするには、どうすればいいか考える事がやりやすくするコツです。
KEY=DでD – G – A – Dのコードチェンジの場合、
薬指を極力動かさない事
が演奏しやすくするコツです。
DコードやAコードは違う押さえ方の選択肢がほぼないので、ポイントになるのはGコードをどう押さえるかがポイントになります。
吉田さんの場合、Gコードはこういう押さえ方をしていました。
中指人差し指で低音弦を押さえ薬指で1弦3押さえていました。
指3本で押さえるやり方ですね。
これを指4本で押さえるGコードに変えると
めちゃくちゃやりやすくなります。
Gコードの押さえ方
まずはKEY=Dで使うGコードのダイヤグラムです。
中指6弦3F、人差し指5弦2Fを押さえているのは先ほどと変わりません。
変わる部分は、薬指がDコードの時と同じフレットの2弦3Fの残し、小指で1弦3Fを押さえる部分だけです。
コードチェンジの時指を全部離してしまうと、ノーヒントで次のコードを押さえないといけなくなり、
目で確認したり、指を一本づつ押さえないといけないのでコードチェンジの難易度が高くなります。
Dコードの2弦3Fを押さえている薬指を残す事で、次のコードへの感覚が残るのでコードチェンジがやりやくなります。
DコードからGコードの場合、小指は薬指の下の弦の同じフレットを押さえれば良いのであまり気にせず、
中指6弦3F、人差し指5弦2Fを押さえる事に集中すれば良いので実質2つの動きをやれば良いですし、
中指6弦3F、人差し指5弦2Fを同時に押さえられれば実質1つの動きでコードチェンジができます。
手全体を使う
さらにコードチェンジを早くするコツとして手全体を動かす事があります。
レッスンをしているとDコードからGコードに移る時、大抵の人はまず薬指中指から動かしてミュートで使っていた親指を動かします。
(こういう感じです。)
これをやるとコードチェンジが遅くなります。
Dコードの時に親指は低音弦をミュートしているのでネックの前に出ています。
その状態で他の指を低音弦に持ってくると
手の動きの限界に近くなるので自然と力が入るります。
力が入ると動きは遅くなります。
なので逆やりましょう。
DコードからGコードの時は親指から動かす。
ネックの前に出ていた親指をネックの裏へ移動します。
親指を動かしたと同時に人差し指、中指を弦から離せば、親指の移動と共に何も意識しなくても次のGコードを押さえる低音弦に近づきます。
その勢いを借りて低音弦を押さえる。
親指を動かすと指を弦から離すだけで次のコードにいきやすいのでとっても簡単ですね。
注意点と解決法
親指が動かすづらい場合は力入れすぎです。
指を動かす時は、全体の力を抜きましょう。
薬指がずれる症状は弦を綺麗に押さえて下さい。
指を立てず、寝かした状態で押さえると手全体の動きに合わせ薬指が起き上がってくるので2弦と3弦の間に指が移動します。
スライド
次はGコードからAコードです。
Aコードを押さえる際、人差し指からやりたくなりますが、何も共通項がないのでこれは時間のロスが多いですし、指を離すのでやりづらくなります。
やりやすいのは薬指から動かす事です。
コードチェンジの時にGコードの2弦3Fを押さえている薬指を弦は押さえているけど力をかなり抜いて2弦2Fに横移動させます。
この押さえたまま移動することをスライドと呼びます。
移動の瞬間、他の指は弦から離し、6弦をミュートするために親指をネックの上の方に持ってきます。
ネックの裏にあった親指をネックの上に持ってくるだけで、ある程度Aコードの形に近づいた状態になるので、
あとは2弦2Fを押さえている薬指をヒントにし人差し指4弦2F、中指3弦2Fを押さえAコードの完成です。
吉田さんはスライド以外はすでにこの部分はできていましたね。
これもスライド
AコードからDコードの動きです。
Aコードの2弦2Fを押さえている薬指をスライドさせ2弦3Fに移動します。
移動の瞬間、他の指は弦から離し、同時に親指は5弦をミュートするためにさらに前に出します。
そうするとAコードの人差し指、中指は下の方に動きやすくなるので、その勢いを借りで人差し指3弦2F、中指はすこし開き1弦2Fを押さえAコードの完成です。
AコードからDコードのコードチェンジの時に
人差し指と中指は形を崩さず残した状態
で、Dコードへ向かうとコードチェンジがやりやくなります。
まとめ
今回言ったポイントは
・コード進行をふまえたコードの選び方。
・なるべく共通項を見つけ最小限の動きを探す。
・指だけではなく手全体の動きを利用する。
この辺のポイントを押さえておくとコードチェンジがやりやすくなり、流れがスムースになります。
今までコード進行をしていてもイマイチ流れが悪いと感じていた方は一度、試してみてはいかがでしょうか?