環境を悪くする

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練習する環境を悪くすると言っても汚部屋にしろという訳ではなく、使い辛い道具を使うという事です。

指練習の時にエレキではなくアコギで練習したり、いつも使っているピックよりも厚く固いピックを使うという事です。

(弦を太くするのはナットの溝の関係でやめておいた方が無難。)

その他にエレキで指練習する時にアンプをクリーンに設定して弾く、逆にディストーションを深くかけて弾くなど色々なアプローチがあります。

(前者はきっちりピッキングしているか、後者はミュートや芯のある音が出せているかなどを意識して下さい。)

もちろんアンプ無しの生音で弾くのも重要です。

バンド練習の時に色々なエフェクターを持っていくと思いますが、最近のギタリストは最初から色々使いすぎです。

一度は空間系を使わずワウと歪みのみでどこまで出来るか試す事も大事です。

(音量調整はピッキングとギターのつまみでなんとかして下さい。)

練習の時点で道具に頼っていると演奏者本人のスキルが上がらないので、

練習の時よりも環境が悪くなる本番の時に脱力出来なかったりミスをしたりしがちです。

まず演奏者の技術を上げてから道具に頼った方がいい結果になりますね。




これがドラムの場合だと叩いた時の跳ね返りを減らし、全部自分の力でコントロールしたりする為にパッドやブラシで練習するとかもいいです。

ジョン・ブラックウェルはペダルのバネを固くしパワーをつけ、スティーブ・スミスはバスドラをノーミュートにしても全体の音量バランスを綺麗にする事が重要と話していました。

跳ね返りを吸収しそうなブラシ↓