必要な力は場所によって違う

GT MAXXからのお知らせ
新宿・大宮のギター教室 GT MAXXは
新規入会生を募集しています。
詳しくはホームページをご覧下さい。
http://gtmaxx.com/GTM

 
http://gtmaxx.com/GTM/指練習-クロマチック1/
フレット移動するクロマチックの運指を教えていて、薬指や小指が7Fや8Fにくると弦を下に引っ張る癖がある生徒をよく見ます。大抵の場合、フォームが悪かったり、必要以上に力が入っている事が原因です。

一人だけフォームが良いのに引っ張る癖がある生徒がいました。原因を考えていて思いついたのがナット周辺のフレットを押さえる力のまま、7F〜12Fの高いポジションのフレットを押さえている可能性です。

ギターの場合、ブリッジ周辺とナットの端の部分がテンションが高く押さえづらいです。逆にその中心点の12Fは弦のテンションがゆるいので力を入れなくても音が鳴りやすいです。
(なので、ナット付近で弾くFとかFmは押さえづらい。)

ナット周辺のフレットを押さえる力のまま高いポジションのフレットを押さえると、力が入りすぎて手全体のバランスが崩れ下に引っ張っているのでは?と推測しています。

ローコードでしか弾いた事がない人(特にアコギプレイヤー)はこのパターンに陥りがちです。
そもそもローコードですらそれ程力を入れる必要がないので、指練習やスケール練習をして力の加減を覚えるとローコードを弾いた時にそれまでよりも力が抜けいい演奏になるのでおすすめします。