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昨年の9月に購入し使い続けてきたBOSS MS-3の感想です。
音
歪み系
20年ぐらい前のモデルと違ってかなり自然な音になっています。
以前はかなり頑張らないと使い物にならなかった歪み系は、パラメーターをあまりいじらなくても普通の音がします。
ディストーションは三度のインターバルで弾くと若干濁るのが気になりますが、気にしなければ特に問題ないレベルです。
コンプよりクリーンブースター派なのでクリーンブースターが入っているのがありがたいです。
カレントナンバー機能でON/OFFを切り替えています。
コンプ
BOSSを始めダイナコンプやスタジオなど様々なタイプが入っています。
これも結構使い勝手がよく、MS-3を買う前はループにコンプを入れる予定だったけれど、導入する必要性がなくなりました。
アルペジオではダイナコンプ、ホールズワースみたいな空間系を使う時は高音域が強調されるHi-Band、普通の使い方をする時はクセが少ないのでBOSSを使っています。
空間系
個人的にはもうちょっとクリアな感じが好きですが、ディレイ以外は何らかの形でローを弱くする事はできるので、もうちょい研究してみます。
パッチを切り替えると空間系が音切れするので気になる方はカレントナンバーでの音の切り替えや、別の空間系エフェクターを繋げるのも良いかもしれません。
ノイズサプレッサー
普通に使う分にはかなり性能が良く。あまり強くかけなくてもノイズが消えます。MS-3のみで使っている場合はかなり綺麗に消えます。
(私が使っているBelden 8412みたいにノイズに強いシールドを使っている場合の話。)
EQ
かなり効きめがいいので削りすぎるとスカスカの音になります。
機能
カレントナンバー
MS-3の最大のポイントとしてカレントナンバー機能があります。
これを設定する事により、今使っているパッチのフットスイッチを踏む事でエフェクターのON/OFFなどのコントロールができます。
設定方法は説明書や設定を紹介しているブログに載っているので割愛します。
ループ
ループが三つある事がかなりよく、試してみたいのがセンドリターンが付いているアンプでループからアンプのインへ送りセンドで戻し、空間系をかましてからアンプのリターンに返す事も可能です。
こんな感じ
歪み系>MS-3 Loop Send>Amp In>Amp Send>MS-3 Loop Return>空間系>MS-3 Out>Amp Return
こうするとアンプの歪みで空間系の音が濁る事が無くなるのでかなりいい音になるはず?と考えています。
難点
フットスイッチの幅
フットスイッチの間隔が狭く、誤まって2つ同時に踏んでしまいバンクが変わる設定になってしまう事です。
もう一回踏んだらキャンセルとかの機能をつけてくれるとありがたいですw
この問題は足の幅が広い男性だけかもしれません。
対策として大事な設定は1と4に、おまけは2と3に設定しておくとミスが減ります。
総評
フットスイッチの幅の問題はありますが、「苦労しなくても音作りができる」事はかなり好印象です。また最近流行りのアンプシミュレート系マルチにありがちな、単体で使っている分にはいいけれど外部エフェクターとの相性が悪い事もないので自分にとっては使いやすいですね。
BOSS MS-3