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昨日はパワーコードについて書きました。アコギを弾いている人にはこのパワーコードに馴染みがない為に、バレーコードを弾く時に無駄な動きをしていると感じた話をします。
たまにコードを押さえる時に、人差し指から順に押さえようとする人がいて、コードによっては無駄な動きをしています。バレーコードの場合でもそれをやる人がいて、弦を押さえる時の無駄な動きが多いなあと考えていました。
(バレーして、人差し指押さえて、他の薬指と小指の順で押さえる。おそらく特に意味はなくよく使う人差し指からやりたくなる感じかと。)
ただエレキ出身の人の場合はバレーに限ってはそういう無駄な動きをする人が少ないので、それも何故なのか考えていました。
結論としてはパワーコードを一括で覚えると、パワーコード+αの形でバレーコードに対応できるので無駄な動きが少ないのでは?と考えるようになりました。
例えば6弦ルートのF#のコードであれば、最初に出したF#のパワーコードの人差し指をバレーして、中指で3弦3Fを押さえればF#になります。マイナーに至っては中指を使わず、人差し指をバレーするだけです。
F#
F#m
5弦ルートの場合はBメジャーでは押さえ直す必要がありますが、5~3弦の押さえる場所は一緒です。
Bマイナーの場合は5~3弦まではパワーコードと一緒、人差し指バレー+2弦3Fを押さえるとBマイナーになります。
Bm
(灰色の丸はポジションマーク)
そんな訳でパワーコードに慣れれば、バレーコードの低音域の3つの弦はすぐ押さえられるようになるので、動きの無駄が減りそうなので最近はアコギでもパワーコードの曲をレッスンで使おうと考えています。
Lenny Kravitz “FLY AWAY”
コード進行のパターンが一個しかないのでバレーコードでもパワーコードでも練習できます。
初心者の時に問題になる”曲を弾ききる力がない”課題にも対応できます。
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