2コードの曲が終わった後、コード4つの曲を使い演奏します。コードの押さえ方の選択やコードチェンジ時のコツが中心になります。特に何故この曲ではこのコードの押さえ方なのか説明し、曲で使われているコードの前後関係で押さえ方を変える事を伝えています。

コードチェンジのコツは結構上手い人でも出来ていなかったり、意識していない人が多いので習う価値ありますよ。

このコード4つの曲が出来るようになると曲を演奏する時のポイントや練習方法を掴んでいる方が多いですね。

大体コード4つの曲が終わるのは半年ぐらいの目安でやっています。やる気がある人は3ヶ月ぐらいで終わります。もちろんそれ以上かかる人もいます。

最初の半年間ではコードはオープンコードのみでFなどのバレーコードはやりません。Fだと挫折するからではなく、今まで書いたレッスン内容をクリアしていないと「初心者が一番苦手とする曲を通して演奏する」事がクリアしていませんし、最初の方に書いたオープンコードの押さえ方（フォーム）が綺麗に押さえられていないのに、複雑になるバレーコードを押さえて弾くのは不可能だからです。

おそらく最初の半年間が音楽をやるにあたって最低限のマナーを覚える期間なので、一番辛い期間と考えています。幸いやる気が一番ある時期なので勢いで乗り越えた方がいいと考えています。
最初の内にやる気を小出しにしていたり、余計な事を考えていると、この時期を失う事になるので大きな損失になります。

逆に教える立場としてはこの間にある程度出来るようにしないといけないので、きっちりとしたカリキュラムを作り、修正を重ねながら良いレッスンを作る義務があると考えています。

普通にやっていれば半年で曲が弾けるようになるプログラムなので適当な人に習うよりお得かと。