エフェクター入門 コンプレッサー編7 アタック

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アタックはスレッショルド・レベルを超えてから
レシオ通りの比率になる時間を設定します。
(アタック・タイム)

スレッショルド・レベルを超えてからコンプがかかる時間
と書いてある事もありますが、
正確には設定したレシオ通りに圧縮させる時間です。

時間の単位はms(ミリセカンド)で
『1msは1/1000秒』に相当します。

アタック・タイムを遅く設定した場合、
アタック音を強調した分、自然な音になります。
(遅すぎると効果なし)

0msであればスレッショルド・レベルを超えたと同時に
コンプがレシオ通りにかかり人工的な響きになります。

 

 

 

 

 

 

 

上の図の7msの時点では音量がスレッショルド・レベルを
下回っているので、後述するリリースの値が0msだと
コンプがかかりません。

この設定も他と同様、勉強と経験で覚えていくものなので
設定をいじり倒すかありません。

ROLAND AS-1

 

 

 

 

70年代前半にROLANDから出ていたコンプです。
なんつーか、今まで使ったギター用のコンプの中でも
一番かかりが強い強烈なコンプです。

ダイナコンプよりも強くかかります。
弾くと音が輪ゴムできつく縛られたような音がしますw
(わかりづれえ〜)

原音に忠実と書いてある事もありますが、
読むたびに正気か!?と思ってしまいますw

ダイナコンプもそうですがアタック・タイムが
0msに近いセッティングをしているから、
弾いた瞬間から圧縮されているので、
かかりがきつい印象を受けます。

まあ、ピッキングのタッチは関係ないですねw

あと電池が2本必要なのと、LEDがないので使い辛いですw