コンプについて色々書きました。
問題点とそれを逆に利用した練習方法を書きます。

ピッキングのニュアンスが無くなる

ピッキングのニュアンスを活かした演奏をしていても、強くコンプをかけていたらアタック音が圧縮されるので、そのニュアンスはあまり関係なくなります。

ギターの場合、アタック音がピッキングに相当し、そのアタック音をコンプで圧縮する場合はピッキングのニュアンスを人工的に変える事になります。
（対処法としてレシオの値を下げたり、アタックを少し遅くしアタック音だけ残す方法があります。コンパクト・エフェクターにつまみがあればですが。）

あえて利用してみる

逆にピッキング・ニュアンスが出づらいのを利用して、ストロークやカッティングに慣れていない人がコンプの特性を使って練習するとちょうど良い感じのサウンドになります。

よっぽど引っかかる弾き方をしない限り、大抵スムースな音がするので気持ちよく弾けますw

弾いてればストロークやカッティングにいつの間にか慣れている事でしょう。

エフェクター・オフにすると夢から覚めますがw
そこは気にしないw

ストロークやカッティングがうまくなってくると弦の抵抗を減らす事ができようになるので、コンプを使わなくてもコンプ使ったような音が出せるようになります。

全然有名じゃないけど有能なコンプ紹介

Rocktron 360

Rocktronがイケイケだった頃に発売されていた
ラック型のステレオコンプ。（モノラルはMODEL 300)

Rocktronのコンプの特徴は超スムースなコンプのかかり方でカッティングとかやると実力の数倍上手く聴こえます。

使わなくなると夢から覚めるので、また使いたくなります。
ドラッグ・ストアで売っていないドラッグみたいですね。

ナツカシの悪循環ジェネレーター

 
 
ラックのコンプはさすがに生産されていませんが、RocktronのBig CrushにMODEL 300の記載がありました。説明を真に受ければこれが近いのかもしれません。（多分、違うと思います。未確認スマソ）

Rocktron Big Crush
http://www.electroharmonix.co.jp/rocktron/bigcrush.htm

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