一手間かけてパワーアップ!!カメラ用ステレオマイク TASCAM TM-2Xは音が良い!!

音質良好ステレオマイク

今回はTASCAMのカメラ用マイクTM-2Xを紹介します。

TASCAM TM-2X TASCAM TM-2X

紹介したつもりでしたが、10月のランキングで簡単な話しかしていなかったので改めて紹介します。

変わり果てた姿に、、、

TM-2Xですが本来こういうマイクです。

ですが、僕が持っているものはこんな感じになっていますw

こう成り果てたのは後述します。

同梱物

TM-2Xの同梱物です。

まず取り扱い風防ことモフモフ、取り扱い説明書と独自のアイソレーション ・アームがついてきます。

アイソレーション ・アームはレンズの動作音をマイクが収録しないようにするアイテムです。

このマイクは単一指向性でマイクより後ろの音が拾いにくくなる特性を生かし、カメラの上に設置するとレンズの動作音を拾うところを、アイソレーション ・アームで前に出す事で、マイクの後ろにレンズがくるため動作音を拾いにくくする事ができるアイテムです。

アイソレーション ・アーム単体でも販売されています。

TASCAM TM-2X Noise Isolation Arm TASCAM TM-2X Noise Isolation Arm

マイク比較 ZV-1,TM-2X

性能

性能はTM-2XはX-Y方式 単一指向性ステレオコンデンサーマイクです。

X-Y方式というのはマイクが内向きにセッティンしている事を指します。

マイクは上下180度動きます。これで収録したい対象に合わせて下さい。

マイクの下の台の間にショックマウントがあります。

本体にスイッチが2つついていて、ケーブルが付いている方のスイッチは入力の感度です。

遠くのものを収録する時はHigh、こういう風に近い位置はLowで収録します。

反対側はローカットフィルターのON/OFFです。

空調の不要な低音をカットするためと書いてありますが、話しているだけの場合、低音はカットした方が聴きやすくなるので、基本的に常にローカットを入れて収録しています。

電源は本体から供給されるプラグインパワーなので、スイッチの入れ忘れ、マイクのバッテリー切れの心配はありません。

反面、当然ですがカメラのバッテリーを使用しているので、バッテリーの減り方は通常より早くなります。

カバーしている周波数帯域は50Hz~20kHzです。

人間の聴覚だと下は20Hzまでカバーしていますが、先ほども言った通り低すぎる音は抜けが悪くなるので大抵カットする対象なのでこのくらいが丁度いいです。

音の感想

音は出ている音をそのまま拾う感じです。

これに限らずTASCAMの音は変な癖が無い素直な音と考えて下さい。

逆に言えば個性が無いとも捉える人もいると思います。

良いか悪いかは別として、癖がないのは編集の時に超絶楽と覚えて下さい。

またステレオマイクなので普通のマイクに比べ音の広がりを感じる事ができます。

反面、ナレーションなど広がって欲しく無い場合は編集でモノラルにする事で解決する事ができます。

変わり果てた理由

で、こういう風に成り果てた理由ですが、これはTM-2Xの弱点のせいでこうする必要がありました。

TM-2Xのイマイチなところとして電波ノイズに弱い点があります。

特にスマホやWifiなど電波を飛ばすものが近くにあると、ボッというノイズが入る事があります。

ま、これはエレキギターでもよくある事なので、同様の対策をやりました。

それが導電性テープによるシールディングです。

本体とケーブルを可能な限り導電性テープで覆う事で、電波ノイズの侵入を防ぐシールディングをした事で、電波ノイズが入りにくくなったと思います。

舞台の仕事で撮影で使用した時は2時間以上撮影していても電波ノイズっぽい音は入っていませんでした。

軽い電波ならこれで大丈夫ですが、管制塔みたいな強力な電波は多分ノイズが入りますね。そういう特殊な場面では使わない方がいいですね。

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まとめ(ここからTM-2Xで集音)

今回はTASCAMのカメラ用マイクTM-2Xを紹介しました。

シールディングする必要がありますが、音を素直に収録できるカメラ用マイクはほとんどないので1万円切る値段で良い音のマイクを実現できたのは

偉業

と言っても良いでしょう。

オススメです!!

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