SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3
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SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3
SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3
今回はSENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3を紹介します。
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンの最高機種に当たるMOMENTUMシリーズの第三世代であるSENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3がついに発売されました。
価格は39,930円と最高機種だけあり、かなりいいお値段の完全ワイヤレスイヤホンです。
箱外観
開封
同梱物
イヤホン、ケース、USBケーブル TYPE-A to TYPE-C、イヤーピース4種類、イヤーフィン3種類、クイックガイド、セーフティガイド。
スペック
ゼンハイザー独自開発のトゥルーレスポンストランスデューサーと命名された、7mmのダイナミックドライバーを搭載したカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
形状はエルゴノミック・デザインになっているため装着感や安定感が向上しています。
MOMENTUMシリーズ初のイヤーフィンに対応しています。
MOMENTUM TRUE WIRELESS2では一基だったDSPプロセッサが、MOMENTUM TRUE WIRELESS 3では二基搭載しBLUETOOTH通信用とは別に、ノイキャン制御とDACのプロセッサーがあり音質とノイキャンのパフォーマンスを向上させています。
BLUETOOTHのバージョンは5.2 class1
対応コーデックはSBC,AAC,apt-X,apt-X Adaptive
apt-X adaptiveに対応しているので96kHz/24bitのハイレゾに対応しています。
LDSアンテナとTrue Wireless Mirroringを搭載し途切れにくい通信が可能になりました。
充電端子はUSB TYPE-C
連続再生時間はイヤホン単体で7時間、ケース併用で28時間。
ワイヤレス充電対応です。
防水性能はIPX4。
音声アシスタント対応。
片耳モードあり。
専用アプリSmart Control Appがあります。
ノイズキャンセリング機能搭載。
周囲の騒音レベルに合わせノイズキャンセルの度合いを自動で調整するアダプティブノイズキャンセリングとハイブリッド型のノイキャンで確かな効果を発揮します。
外音取り込みモード搭載。
タッチセンサーあり。
操作はこちら。
マイク搭載。
合計6基のマイクを搭載しています。
肝心のマイクの音声はこちら
初回ペアリング
初回ペアリングはアプリを使わない場合、両耳のタッチセンサーを3秒間長押しすればBluetooth接続画面にMOMENTUM TRUE WIRELESS 3の項目が出てくるのでそれを選んでください。
アプリ経由でペアリングをする場合は、まず耳にイヤホンを入れ、アプリを立ち上げます。
アプリの画面にもあるように両耳のタッチセンサーを3秒間長押しします。
そうする事でアプリとイヤホンをペアリングする事ができます。
場合によってはイヤホンを探す必要があります。
アプリの「接続」の項目を押し、「接続管理」のページにて接続する端末の接続許可をする必要があります。
初回以降のペアリングでも接続許可をしないといけない時があり面倒くさいです。
参考・ペアリングの動画
感想
装着感
エルゴノミック・デザインを採用しているため、同じSENNHEISERのCX-400BTよりも装着の安定感が増しています。
音の感想
高品位に自然風に作られたサウンドですね。
完全に自然かっていうと、ちょっと違和感を感じるときがありますね。
モニター用として使うというような感じではないけれど、すごく聴きやすいサウンドですね。
ただ低音域が強く出てくるのでEQで補正した方がいいと思います。
若干、コンプレッション強めなのが気になるところ。
高音域ははめっちゃヌケの良い音ではないですが、綺麗な高音域で耳につかない感じなので長時間聴いていても疲れなさそうな音をしていますね。
低音域が強いぐらいで、大体バランス良く鳴っていますが、唯一ギターの帯域だけは弱い感じがしますね。力強さみたいなものが足りないかなと思いました。
SENNHEISERのアプリは3バンドしかないので、ざっくりとしか調整できないんですよね。
ギターが弱いからこの帯域を上げたいとかは難しいです。
特にすぐ下のベースやドラムの帯域がやたら出てくるので、バンド数の兼ね合いもあってよりギターの調整を難しくしています。
アプリにより低音を強調するボタンがありましたが、これ以上低音域は要らないですw
定位・残響
SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3はよいお値段をしているだけあって、音の位置を表す定位がしっかり表現されています。
安いイヤホンだとなんとなくこの辺程度ですが、このクラスになってくると製作者の意図に近い位置で鳴らそうとしますね。
また残響であるリバーブやディレイなど空間系エフェクトの再現性が高くクオリティが高いです。
ノイキャンの性能
SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3のノイキャンは、まず低音域をガッツリ消し、人の声の低い帯域もカットされています。
人の声の高い帯域は少しだけ消していますが、ほとんど効果はありません。(林家パー子さんには効果なさそうw)
ただし、無音の状態でそれなので音楽をかけた場合は、雑音がほとんど聴こえる事はないと思います。
外音取り込み機能の性能
SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3ではトランスペアレント・モードと呼ばれる外音取り込み機能は、今までにないくらい自然な音で違和感全くないくらいイヤホンをしていない状態と同じです。
外音取り込みモードの音だけで言えば歴代NO.1の性能です。
SENNHEISER CX-400BTとの比較
SENNHEISER CX400BTはMOMENTUMシリーズから機能を削ぎ落とし、音に特化したイヤホンという触れ込みでした。
以前からこれが気になっていたのでMOMENTUMシリーズを買ったら絶対に比較をやろうと思っていました。
実際に聴いてみた感想ですが、まあ〜似てるっちゃ似てるし、違うっちゃ違う感じですね。
音の傾向はやはり同じ会社の製品なので似ていますが、CX-400BTの方が雑味があるような感じです。
特に高音域はMOMENTUM TRUE WIRELESS 3とは違い耳につく攻撃的なサウンドですね。
また定位の表現が甘かったり、残響音などの表現力が良くないのでMOMENTUM TRUE WIRELESS 3に比べると平面的なサウンドをしています。
あんまり言われてないですが、CX-400BTは鳴っている音が多くなると、主旋律やハモリなどのメロディーを担当している楽器が引っ込み気味になりやすいですね。
やっぱりCX-400BTは廉価版だなという感じですね。
まとめ
今回はゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3を紹介しました。
高いだけあって良いサウンドでしたね。
今回のゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3やSONY WF-1000XM4みたいに、これを買ったら他は要らないみたいな完全ワイヤレスイヤホンを買った方がアレコレ手を出さなくて済みますし、音も良いのでワンランク上の音楽体験ができるので本当の意味でコスパが良いってのはそういう事なんだろうと思います。
ちょっと背伸びをする事で成長する面もあるので良い音楽体験をしたい方はこのゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3を手にとってはいかがでしょうか?オススメです!
SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3
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