GEO meets QCY SWE-HT01はGEO初のアクティブノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンで運試し

GEO meets QCY

GEO SWE-HT01

今回紹介するSWE-HT01は中国のイヤホンメーカーQCYとGEOが組んで発売されたモデルです。

なので、今までGEOが出してきたイヤホンのサウンドとは違ったものになります。

価格は4999円とaliexpressでQCY製のHT01を買うより安いですw

価格は期間限定です。

スペック

Bluetoothの規格はBluetooth 5.0

対応コーデックはSBCとAAC

ANCと外音取り込みモードあり

7mmダイナミックドライバー内蔵

連続再生はANC ONで4.5時間、OFFで6時間

ケース併用でANC ONで7時間、OFFで20時間再生できます。

ワイヤレス充電対応

イヤホンを取り外すと自動で音楽が止まるセンサー付き

タッチセンサー内蔵

ハンズフリー機能付き マイクの性能はこちら

サウンドの感想

HT01は癖の少ないサウンドなので様々なジャンル、年代の音楽でも聴きやすいです。

以前紹介したSWE-T8Sは低音域寄りでした。

HT01は若干低音寄りですが比較的フラットなサウンドです。

似たような癖の少ないイヤホンとしてSoundPeatsのTrueAirがあります。

どこかの音域が極端に飛び出ているとか足りないとかそういうのは無いのが好感触です。

もうちょっと欲しいなと思うのは奥行きですね。

超細かい残響は再現し切れていないため、若干平べったい印象を受けます。

ただこの点に拘ると、値段が跳ね上がるので4999円ではこれが限界でしょう。

ノイズキャンセルはONにしておいた方が音全体のクオリティが上がるのでオススメです。

OFFだと低音域が足りない印象を受けました。

問題点

ノイズキャンセル

ノイズ消えてない問題

で、そのANCですがノイズ消してないんですよね。(注1もご覧ください。)

ノイズを消しているのではなく音量や低音域をブーストしてノイズを隠している感じです。

これはマスキングと呼ばれます。

なので、音楽が鳴っていない時にANCをかけても一切変化がありません。

以前紹介したHouse Of MarleyのREDEMPTION ANCや、SENNHEISERのヘッドホン HD4.50SEは、無音状態でもノイズキャンセルの効果がわかる程変わります。

特にHD4.50SEのANCは狭い道を歩いていて後ろに車が来ていてもわからないぐらいノイズを消します。

結構危ないですw

例えるならば

もっとわかりやすく言うとHT01のノイズの消し方は、匂いで例えると消臭剤ではなく芳香剤とか香水といったイメージです。

匂いの元を消すのではなく、匂いに他の匂いを足して元の匂いを感じさせないといった消し方ですね。

もしくは嗅覚を麻痺させ匂いを感じさせなくする、オゾン除菌をうたっている洗濯機みたいな感じです。

(お、俺まずい事いったぞw)

2台使いました

で、この個体だけの初期不良なのでは?と思われる方がいるかもしれませんが、

あまりにもノイズキャンセルが効かなかったので、サポートセンターに連絡して返品交換していただいたので2台目なんですよ。

それでもANCの効果は変化なかったのでこういうもんだと結論づけて動画にしました。

もしかしたら2台とも初期不良の可能性がありますが、埼玉からつつじヶ丘まで返品交換に行っているのでもうこれ以上は許して下さいw

(家から往復で3時間かかりますw)

この動画の結論としてはANCに関してはあまり期待しない方がいいです。

注1

動画公開後、HT01は当たり外れの個体差が激しい機種なのでは?というコメントがありました。

個体によりノイズキャンセリングが強烈に効く機種もあったり、かかりが弱い機種や、私みたいにまったく効果がないなど個体差の激しいモデルみたいです。

確かにレビューを見ていると各自言っている事がバラバラだったので、その点は気になっているところでした。

なので購入する時は

ガチャ感覚

で、買って下さい。

返品交換というリセマラもできなくはないですが、店舗の場合行きづらくなるので気を付けて下さいw

取り出しづらい

その他のイマイチなところは、ケースからイヤホンが取り出しにくいところです。

これはT8Sの時もそうだったので、GEOさんなんとかして下さいw

接続が不安定

最後に接続が不安定ですね。

結構、致命的な問題で移動中などしょっちゅう接続が切れます。

色々イヤホンをレビューしましたが、ここまでブツブツ切れるイヤホンはありませんでした。

ANCに目をつむって使おうと思ってましたが接続が不安定なのでそれもできなくなりました。

(おそらく接続も個体差だと考えています。ノイキャン効果なしで接続が不安定だったので私が持っていたのは大ハズレでしたね。)

まとめ

今回はGEOとQCYが組んで発売したイヤホンSWE-HT01について話しました。

今回は残念な結果になってしまいました。

音は良かったけれど、その他の機能で足をひっぱりすぎていました。

もちろん個体差などあるのでそう感じない人がいると思います。

返品交換までやった結論として参考にしていただければ幸いです。

4 Comments

  • siba より:

    参考になりました。全く同じでノイキャン掛からずだったのでガチャを信じ交換して貰いましたが、それも同じ。外音取り込みも全く無反応なのでフィードフォワードマイクを付け忘れたか配線し忘れたかなんでしょう。

    • yutaka より:

      コメントありがとうございます。
      ノイキャンの当たり外れのコメントが結構あるので品質管理に問題があるようです。

  • 岩崎亮 より:

    自分も過去に使用したことがありますが、取り出しづらい点については賛同します。
    しかし、接続の不安定は自分が使っていた時にはありませんでした。
    ただ、電子レンジを使用しているときや家電量販店などの限られた場所に行くと接続が不安定になる事はありました。
    でも、今まで使用してきたノイズキャンセルのイヤホンの中で過去一でした。

    • yutaka より:

      個体差が激しいイヤホンで、同じ物でも当たり外れが多いイヤホンみたいで僕は相当ハズレをひいた感じみたいですね。

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