SONY WF1000XM4開封レビュー
この記事のもくじ
SONY WF1000XM4
今回は発売されたばかりのSONY WF1000XM4を紹介します。
箱
まず最初に目につくのが箱で、ボール紙っぽい素材を使用しサスティナブルを意識した仕様になっています。
ここ数年で企業に求められているものが急速に変わってきています。
こういった事で時代の変化を感じるのも、レビュワーや動画クリエーターなど発信者の役割だと思います。
BLUETOOTHの接続方法
一般的なBluetoothの接続方法と同じですが、スマホと接続するとアプリのダウンロードを要求されます。
これが無いと良い音に設定できないので必ずダウンロードして下さい。
同梱物
仕様書、スタートアップガイド、取扱説明書、保証書、サポート登録のおすすめ、USB Type-A To Type-Cケーブル、専用イヤーピース(3種類)
スペック
ドライバー関連
ドライバーのサイズは6mmでマグネットは高磁力ネオジウム搭載。
ネオジウムにより小型化と高出力を同時に実現しています。
反面、ギターアンプの話になりますが、ネオジウムは硬い音という印象を持っています。
ちなみにネオジウムは錆びやすいため錆び対策と日立金属の特許品なので価格が高くなりがちです。
あと高音になるとダメージを受けるので夏場に車の中に入れっぱなしとかはやめておいた方がいいです。
重さ
イヤホンの重さは片方約7.3g
通信関連
Bluetooth標準規格 Ver.5.2
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
伝送帯域
20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling)
20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps)
バッテリー関連
連続音声再生時間が
ノイズキャンセルなしで最大12時間、ケース込みで36時間
ノイズキャンセル有りで最大8時間、ケース込みで24時間
充電端子はUSB TYPE-C
ワイヤレス充電対応。
Xperiaからのおすそわけ充電対応。
その他
タッチセンサー内蔵。タッチセンサーは専用アプリで切り替え可能です。
通話用マイクあり、マイクの音声はこちら
装着安定性の向上
本体と耳の接触面を増やすような形状設計「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用。
イヤーピース
独自開発のポリウレタンフォーム素材を使用することで、主に高音域のノイズを減衰。
高音域の遮音性を向上させる独自開発のノイズアイソレーションイヤーピースにより遮音性能が向上。
統合プロセッサーV1
自社で特別に開発した統合プロセッサーV1搭載。
統合プロセッサーV1は、BluetoothSoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合。
高音域でのノイズキャンセリング性能が向上しました。
ノイズキャンセル
業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を謳い、低音域から高音域までをノイズ除去。
また、Bluetooth SoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合することで、小型化も実現。
ノイズをより的確にとらえる「デュアルノイズセンサーテクノロジー」搭載。
2つのマイクで集音した騒音と、プレイヤーの音楽信号をすべてデジタル化。
DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンでは、フィードフォワード・フィードバックの2つの方式を統合し、騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を高精度に生成し、ノイズを気にせずこだわりの高音質に存分に浸ることができます。
風ノイズの低減機能
風を検知すると、フィードフォワードマイクがOFFになり自動的に風ノイズを低減することを実現します。
外音取り込み機能
一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞き取りやすくする「クイックアテンションモード」を搭載。
ヘッドホンを装着したまま、会話ができる新機能「スピーク・トゥ・チャット」を搭載。
音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替え、手を使うことなくヘッドホンをしたまま会話が始められます。
ヘッドホンが装着者の声を振動検出により周囲の音から区別・認識し、スピーク・トゥ・チャットが起動します。
ハイレゾ・コーデック”LDAC”
完全ワイヤレスイヤホンでLDACコーデックに対応。
LDAC対応機器との接続なら、ハイレゾコンテンツを従来のBluetooth Audioの最大約3倍の情報量で伝送でき、ハイレゾコンテンツも高音質で原音の細かい表現まで忠実に再現できます。
AIによりあらゆる音源をその楽曲に合った最適なハイレゾ級の臨場感をもたらす「DSEE Extreme」を搭載し、膨大な楽曲データを学習しているAI技術により、リアルタイムに楽曲を分析し、最適化。
圧縮により失われた音源本来の周波数特性をより高精度に再現しハイレゾ級の高音質に変換します。
360 Reality Audio
360 Reality Audioは、全方位に広がる音に包まれるような新たな音楽体験ができます。
専用アプリ「Headphones Connect」
専用アプリ「Headphones Connect」ではノイズキャンセル、外音取り込みモードの切り替え、EQ補正、各機能のON/OFF、タッチセンサーの切り替えなどが行えます。
特にペアリングしているスマートフォンの加速度センサーにより、止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時の行動を検出し、あらかじめ各パターンで設定しておいたノイズキャンセリング/外音取り込み設定やイコライザー設定を行動に合わせ自動で切り替えできます。
感想
WF-1000XM4で音楽を聴いた感想を話します。
ハイレゾを聴ける環境ではないので、iPhoneで普通に音楽を聴いてその感想を話します。
イヤーピースの注意点
イヤーピースを耳に入れるときに浅いところで耳に引っかかる場合があり、それだと低音がなかったり、ノイキャンが効かなかったりするので、イヤーピースは一回潰してから耳に入れ、イヤホンを回転させ、潰れたイヤーピースが回復するのを待った方が耳の奥まで入り本来の性能が発揮します。。
音質
音はかなり低音域寄りです。
ただ単に低音を出してるイヤホンは好きでは無いですが、WF1000XM4はチューンナップされた低音域なので嫌いでは無いですね。
まあ、ただこのままだと値段に見合った音とは言えないのでアプリでEQの補正をやる必要があると思います。
ノイズキャンセル
ノイズキャンセルはかなり効きが強いです。
動画撮影時に工事をしていたので近くまで行ってノイズキャンセルの性能を試してみましたが、かなり近くまで行かないと工事の音が聴こえなかったですね。
外音取り込みモード
外音取り込みモードは自然な感じに感じましたが、たまたま道路で水を巻いていてる人の前を横切った時に、実際に耳で聞こえる以上の水の跳ねる音が聞こえたので面白かったです。
マイクで拾って一回編集したみたいな音をしていて擬似ASMRみたいでしたw
EQ
アプリのEQはプリセットを色々変えると、かなり音が変化するのがわかります。
プリセットを全部聞いてみて、中高音域や高音域が足りないというのがわかったので色々いじってみます。
「ブライト」のプリセットを基準に変えていくのが、聴きやすくなる近道っぽいですね。