曲で使われるコードはどこから生まれるのか?【ダイアトニックコード】

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以前、メジャースケールとはなんぞや?という話をしました
今回は曲で使われているコードはどこから生まれるのか?

という話をします。

曲で使われるコードに関してはメジャースケールを使った説明をするので
わからない人はメジャースケールの解説動画もご覧下さい。

参考

コードとスケールの関係

コードはメジャースケールの各音から一個飛ばしで合計3つずつピックアップする事で生まれます。

音の間隔の事はこれからインターバルと呼びます。

一個飛ばしするインターバルの事を三度と呼び三度が積み重なるので三度堆積と呼びます。

三度のインターバル

コードを作る

実際にCメジャースケールを使ってやってみましょう。

ドから三度堆積で合計3つピックアップすると

まずド、レを飛ばしてミ、ファを飛ばしてソで3つ選びました。

ド ミ ソ

で、これがコードのCになります。

同様に他の音も三度堆積で3つずつピックアップします。

レ ファ ラ で Dm

ミ ソ シ で Em

ファ ラ ド で F

ソ シ レ で G

ラ ド ミ で Am

シ レ ファ で Bm(b5)

となります。

この3つずつピックしたコードを三和音、トライアドと呼びます。

メジャースケールから作ったコード群をまとめると

C Dm Em F G Am Bm(b5)

となります。

このコード群の事を

ダイアトニックコード

と呼び

曲で使われるコード進行の元になります。



曲で確認

とりあえずKEY=Cに直して曲のコード進行を確認してみましょう。

まずはStand By Me

C Am F Gと全てダイアトニックコードに出てくるコードです。

曲で確認2

JAZZのスタンダード曲 枯葉 KEY=Amです。

まだトライアドしかやっていないので、

曲中のコードはトライアドに変えています。

赤線の部分がダイアトニックコードです。
8割がたダイアトニックコード内のコードが使われていますね。

これがKEY=Cのメジャーキーの場合はこれで終わりですが、
KEY=Amの場合はE7もダイアトニックコードになります。

ただし、メジャースケール、もしくはナチュラルマイナースケールから発生したものではないので、青い線で区別しておきます。

線が引いていないダイアトニックコードではないコードの事を

ノンダイアトニックコード

と呼びます。

今は名前だけ覚えておいてください。

曲で使われるコード

大抵の場合、ダイアトニックコードで使われているコードがメインになっていて

そこにノンダイアトニックコードや違うKEYのダイアトニックコードを使う形になります。

今回は確認なので詳しい事は言いません。

ダイアトニックコードが曲の根幹だと理解していだだければOKです。

まとめ
・メジャースケールを三度堆積で
 3つピックアップしたのがコード

 
・3つピックアップしたコードを
 三和音、トライアドと呼ぶ

 
・メジャースケールの各音からコードを作り、
 そのコード群をダイアトニックコードと呼ぶ

 
・ダイアトニックコードは曲中で使われる
 コードの中心になる

 
・曲中ではダイアトニックコード以外の
 コードも出てくる

 
・そのコードの事をノンダイアトニックコードと呼ぶ
 

最後に

今回は曲で使われるコードについて話しました。

三度堆積されたコード群 ダイアトニックコードは

曲の根幹部分なので完全に把握している事が必須です。

覚えられなきゃ、覚えるためにダイアトニックコードを

毎日100個紙に書いていれば一週間で覚えられます。

面倒くさいかもしれませんが

一週間の苦労で一生の財産を得られるわけで

本当の意味でコスパ最強です。

やるかやらないかの選択はあなた次第!!