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今回はアンプの音量を下げずに録音できるアイソレーションボックスを紹介します。
AXE TRAK
今回紹介するアイソレーションボックスはAXE TRAKというものです。
この小さな筐体にマイクと6インチのスピーカーが内蔵されています。
アンプからスピーカーケーブルで繋ぎ、マイクで集音し、バランスアウトで出力する事でミキサー経由でスピーカーから音が出ます。
入力は8オーム75Wまでなので、それより出力の大きいアンプの場合、16オームの方がいいかもしれません。
67年製のサウンドシティのアンプ鳴らした時はヒューズが一発で飛びましたw
実音!!(実食風)
実際に音を出してみましょう。
このように100%音をブロックするものではありません。
それでも結構な音量で音を出してもこの程度なので、真空管アンプで練習したい場合かなり有効です。
さらに音漏れを減らしたい場合はAXETRAKの上に布団を被せれば、さらに音漏れを下げる事ができます。
中にマイクが入っているので、バランスアウトで出力する事ができます。
音を確認してみましょう。
このようにミキサーを通して音を出す事ができます。
イマイチな点
ここからがイマイチな点です。
AXE TRAKは開ける事ができないので、マイクの交換ができません。
またコンデンサーマイクの質があまり良くないので、線の細い感じの音にしかなりません。
最大の弱点としてコンデンサーマイクが初期反射音を拾いすぎる事です。
つねにショートディレイがかかったようなサウンドになるので、音が奥まって聞こえます。
箱が開けられればマイクの周りにプラ板などを貼って、初期反射音を拾いにくくする事ができますが、AXE TRAKは開けられないので、その対策もできません。
たまたまAXE TRAKを分解しているブログがあり中を見たところマイク側の板に吸音材がないなど初期反射対策はまったくとられてなかったので、音響の事何も知らない人間が作ったのでは?と思うぐらいアレな作りをしてました。
とりあえず分解できるというだけでもいい情報でした。
お勧めのアイソレーションボックス
AXE TRAKは見かけなくなりましたが、JET CITY AMPからアイソレーションボックスが出ているので、興味がある方はそちらを購入した方がいいです。
JET CITY AMPLIFICATION / JetStream ISO ii
吸音材が貼ってあるので初期反射対策はできていますw
(とはいえ、色々とカスタマイズは必要みたいです。)
こちらは箱が開くので初期反射音対策もできますし、マイクも別売りなので好きなマイクで集音できます。
まとめ
今回はアイソレーションボックス AXE TRAKについて話しました。
アイソレーションボックスはLINE6のPOD以降、アンプシミュレーションのクオリティが高くなったので、存在として微妙な位置づけですが、真空管アンプを家で鳴らしたい方にはオススメします。