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GT MAXXからのお知らせ
 
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ギター初心者でありがちなのは指板を見やすくする為にボディを傾け斜め上方向に向ける事です。

このギターを傾ける事は見やすい以外のメリットはなく、メリット以上の弊害しかないので今すぐやめた方が良いです。

考えられる弊害

左手は弦を押さえる時に必要以上に手首を曲げ必要があり手首に負荷がかかり続け、最終的には手首から指先の間のどこかを痛める原因になります。

角度がつきすぎた手首に力が入る為、指が開きづらくなります。

左手は必要以上の力をいれると指が開かなくなると覚えて下さい。

またバレーコードを押さえる際、角度があると力が伝わりづらくコードが鳴らない原因になります。

実際に傾けていたボディを垂直にしただけでバレーコードが鳴った生徒がいます。

右手の場合、ギターが傾いているのでコードストロークをする際、弦に対しピックが均等に当たらず音のバランスを崩す事があります。

具体的にはダウンストロークの際、太い弦は軽く当たり、細い弦は深く当たりすぎてバランスの悪いサウンドになります。

アップストロークの際は1弦に当たりすぎるのでストロークが止まるか弦を切るか、ピックが飛ぶかイビツな音が出します。

いずれにせよダウンとアップで音が変わる事は「良い音」からはほど遠い音と考えて下さい。

それでも見やすくしたければ、ギターを傾ける事はせずに

自分から覗き込みにいけば良く、

わざわざ弾きづらくする行為を行なう事はないと考えます。

追記
覗き込みすぎるのも首に負荷がかかるので、指板を見なくてもある程度弾けるようにした方が良いです。

その為のスケール練習であったりコードアルペジオの練習をし「型」を頭に入れる事が必要です。

2018年5月14日 加筆修正というより書き直しw