個性とは?

GT MAXXからのお知らせ
新宿・大宮のギター教室 GT MAXXは
新規入会生を募集しています。
詳しくはホームページをご覧下さい。
http://gtmaxx.com/GTM

 

音楽レッスン系のブログを読んでいると、レッスンを受けただけで無くなるような個性は大した事がない的な内容を書いているブログをよく見ます。

これには概ね賛成な反面、とはいえ生徒が大切だと思っている個性を簡単に否定する事には疑問を持ちます。(というか生徒に直接言えんのかよw)他人と同じ事しかやらないなら音楽なんてやる意味ないし、そもそもそれを書いてるあなたは何の為にギター弾いてるのか聞いてみたいですね。

個性を否定して、プレイを矯正し、先生や他人が評価している音楽をそのままやるような貧弱な内面のギタリストでは生き残れないし、そういう風にしか育てられないのは問題があります。逆に個性と言っているけれど単なるわがままをほったらかしにして、いつまで経っても上手くならないのもレッスンの仕事をしている以上問題があるわけです。

自分は生徒の個性は個性で持っていてもらい、レッスンを通じ様々な音楽に触れ、経験し、基礎が出来ればどこにでも行けるので、どこに行くかは生徒自身が最終的に決めればいいと考えています。それが最初の個性と思っていた事であればそれでもいいし、色々な経験をした上で他の事がやりたくなったら、人間だし変わるものだからそれをやればいいと考えています。

(道を選ぶ時点で「自分は何をやっていいのかわからない、、、」みたいなプレイヤーは結構見ているので、その人の個性と思っている事を全否定するような事ってしたくないのです。)

それであれば、内面から選んでいる事なので、他人と同じ事をやっていても説得力が違ってくると考えています。

それは個性とか曖昧なものではなく、意志であったり、存在意義という強いものなので、逆境にも強くなれるし、興味がない音楽にたいしても寛容になれると考えています。