ノイキャン!!LDAC!!3D!!の豪華機能山盛りのANKER LIBERTY 3 PROは完全ワイヤレスイヤホン最強の一角!!
この記事のもくじ
ANKER LIBERTY AIR 3 PRO
今回は11月4日に発売されたANKER LIBERTY 3 PROを紹介します。
以前紹介したLIBERTY AIR 2 PROが今年1月発売なのでもの凄いペースで新作を出してきますね。
まあ〜しかし、箱が大きいですね。
STREAM DECKと比べるとこのくらい大きいです。
箱、同梱物
・箱の中
最初の段階でイヤホンにイヤーピースがついていなく黒い内装の箱なので、ドライバー部分の金メッキの部分がより鮮やかに見えますね。
ワクワク感みたいなものは過去一ですね。
・同梱物
イヤホン、ケース、イヤーチップが4種類、イヤーウィングが4種類、
いやチップの左横の部分にイヤホンの装着方法の解説が乗っています。
で、この解説の下をずらすとUSBケーブルが入ってます。
USB TYPE-A to TYPE-Cですね。
でUSBケーブルが入っていた中に製品保証書、クイックスタートガイド取り扱い説明書が入ってます。
なんかシャレ乙な箱ですね。
スペック
機能が多いのでスペックを紹介しながら色々試してみましょう。
・ドライバー
Anker独自開発のドライバー構造(A.C.A.A 2.0)を搭載したカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
A.C.A.A 2.0は高音低音それぞれが得意な2つのドライバーを1つのイヤホンに搭載したものです。
初代A.C.A.Aの頃に比べ30%小型化を実現しています。
・BLUETOOTH
BLUTOOTHのバージョンは5.2
対応コーデックはSBC、AAC、そしてLDAC
LDAC対応により、ハイレゾ音源の再生が可能となりました。
ただし、iOSはLDAC非対応です。カナシー。
・マルチポイント接続
マルチポイント接続対応。同時に2台の端末と接続可能です。
ただ一度に再生できるのはどちらか1台の機器のみです。
マルチポイント接続はLDAC非対応です。
・充電&バッテリー
充電端子はUSB TYPE-C。
またワイヤレス充電にも対応しています。
連続再生時間はコーデックやノイキャンの有無で変わります。
まずはこちらをご覧ください。
通常モードではイヤホンで最⼤8時間、ケース併用で最⼤32時間
ノイキャンモードではイヤホンで最⼤6時間、ケース併用で最⼤24時間
LDAC使用時は各モード連続再生時間が半分になります。
・その他
防水性能はIPX4
片耳モードあり
専用アプリ”SOUNDCORE”
専用アプリ「SOUNDCORE」があります。
イヤーチップが適切なサイズか測る装着テスト機能。各個人の聴覚に音を合わせる「HEAR IDサウンドテスト」などがあります。
装着テストは後回しにし、まずは「SOUNDCORE」で選択できるノイズキャンセルなど音を変化させる機能について書きます。
・ノイズキャンセル&外音取り込み機能
ノイズキャンセルモード、外音取り込みモードあり
モードの切り替えと機能のOFFは専用アプリ「SOUNDCORE」で行います。
標準モードが機能OFFです。
・ノイズキャンセリングモード
ノイズキャンセルは「ウルトラノイズキャンセリング2.0」を採用しています。
このノイズキャンセルは手動で効果を決めるモードと自動で効果を変えてくれるモードがあり、専用アプリ「SOUNDCORE」で設定することができます。
さらに風切り音低減モードもあります。
ノイズキャンセルの効果ですが、若干ノイズが消える程度でそこまで強い効果は感じませんでした。ただ、音を鳴らしながらだとイヤーピースの消音効果が高いのでノイズが消えやすいです。
風切り音低減モードの効果はあまり感じませんでした。
・外音取り込みモード
外音取り込みモードは一般的な外音取り込みモードと声をピックアップした音声フォーカスモードがあります。こちらも専用アプリ「SOUNDCORE」で設定できます。
外音取り込みの音は不自然な感じなのと、ホワイトノイズ多めなので最近の他のイヤホンを考えるとイマイチかな。音声フォーカスモードも元々の音がイマイチなのでここは残念です。
3Dサウンド
3Dモードは仮想スピーカーを設置し、複数の位置から音が再生されている空間を再現しています。
独自のアルゴリズムでリアルタイムに処理し、より現実に近い広がりのある音響体験を提供。
こちらも専用アプリ「SOUNDCORE」で設定します。イコライザーから3Dサウンドを選ぶと設定できます。
3Dサウンドですが、他の立体音響みたいにあらかじめ用意された音を聴くのではなく、「立体音響に対応していない」音楽をアルゴリズムを使って立体にしていくという機能です。
私の動画で使っているBGMは私が作っています。平面的なミックスをしていますが、このアンカーの3Dモードで聴くとビックリするくらい立体的に聴こえました。久しぶりに音楽系のテクノロジーで感動しました。
ただし、強引に3Dにしているせいかマイクで録音している音楽だと位相のズレが起きてしまい、シュワシュワとしたフェイズがかかったサウンドになってしまうので、3Dモードと聴いている曲との相性があります。
タッチコントロール
タッチセンサー内蔵。
タッチコントロールは専用アプリ「 SOUNDCORE」で設定することができます。
デフォルトの設定はこちら
マイク内蔵。
通話用ノイズリダクションを搭載したマイクが左右3つずつ6つあります。
肝心の音声はこちら
音の感想
以前紹介したLiberty Air 2 Proの時に気になったのが、MIWAさんのヒカリへという曲でMIWAさんの声が歪むというかクネクネって感じになる現象がありそれが嫌だった記憶があります。
Liberty 3 Proで解消されているか確認してみます。
Liberty 3 ProではMIWAさんの高めの強い音で歪むという現象は発生しませんでした。
低音域に寄った感じの音ですが、極端な重低音だったり、ドンシャリではなく比較的バランスが整っている音です。
若干、フィルターがかった感じの音ではありますが、リスニング用であれば気にするは事ないでしょう。
音の感想ではないですが、機能を詰め込んでいるので、イヤホンの重さを感じます。人によってはこれが気になる人もいると思います。
SOUNDCOREその他の機能
ここからはSOUNDCOREの使い方です。
ノイキャン、外音取り込みモード、タッチコントロールの説明はすでにやっているので省きます。
・装着テスト
まずは装着テストをやってみましょう。イヤーピースが耳にフィットしているか試すテストです。
アプリの詳細設定から、装着テストを選び静かな場所でイヤホンを装着しテスト開始し、耳にイヤーピースがフィットしているかどうか判定します。
フィットしていない場合は、イヤーピースをはめ直すか違うイヤーピースを選んで下さい。
(フィットしていない時)
(フィットしている時)
(装着テストの動画)
・HEAR IDサウンドテスト
HEAR IDサウンドテストはこれは人それぞれの音の聴き取りやすさによりパーソナライズする機能です。
HEAR IDテストからHEAR IDサウンドテストを選び、静かな場所に行き聴覚テストのように聴こえるか聴こえないか答えていくものです。
まずは年代を答えて、聴覚テストに移ります。
答え終わるとイヤホン側で最適化した音にしてくれます。
(HEAR IDサウンドテストの動画)
・HEAR ID ANCテスト
HEAR ID ANCテストは最適なノイズキャンセルのレベルを調べる機能です。
装着テストやHEAR IDサウンドテストとは違う騒音があるところでテストを行います。
(HEAR ID ANCテストの動画)
イコライザー(EQ)
EQはHEAR IDで最適化した設定、3Dサウンド、プリセット、自分で設定するカスタムがあります。
元々の音がバランスが良いので基本プリセットでOKですが、補正したい方はカスタムを使って補正して下さい。
EQの設定のポイントは基本カットなので、特定の音域を上げすぎないように気をつけて下さい。
この辺は以前EQの設定について話した動画あるのでそちらを参考にして下さい。
HEAR IDサウンドテストで作った音は全然使い物になりませんでしたw
(イコライザーの動画)
まとめ
今回はANKER LIBERTY 3 PROを紹介しました。
ノイキャン、外音取り込みモードはおまけ程度のレベルですが、独自の3Dサウンドが新しい感覚を呼び起こすような体験ができるので、是非この3Dサウンドを体感して欲しいです。
またプリセットの音のバランスが良いので、色々な音楽に対応できるのでオススメです!!