【EARFUN初のアプリ対応】”AIR PRO SV”を徹底レビュー
この記事のもくじ
EARFUN AIR PRO SV
今回はEARFUN初の専用アプリに対応した新商品AIR PRO SVを紹介します。
アプリ対応の他にノイズキャンセル、外音取り込みモードゲーミングモード、ワイヤレス充電に対応し8,990円とコスパの高いモデルです。
外観
アルミ製のケースがゴージャスでいいですね。
ケースに穴がありイヤホンが剥き出しなので、防水性が下がる可能性がありますね。
イヤホンはair pods proの亜流です。うどんの部分が角ばっているいるので耳に当てた時の感触が気になります。
同梱物
イヤホン、ケース、USBケーブル TYPE-A to TYPE-C、イヤーピースが3種類、取り扱い説明書、
そして綿棒〜
スペック
10mmのウール複合ダイナミックドライバーを搭載したカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
BLUETOOTHのバージョンは5.2
対応コーデックはSBC,AAC。
左右同時伝送技術「MySync」に対応。
充電端子はUSB TYPE-C。
急速充電に対応しているので10分の充電で90分の音楽再生が可能です。
ワイヤレス充電にも対応しています。
連続再生時間は
ノーマルモードで6時間、ケース併用で24時間です。
ANCモードで5時間、ケース併用で18時間です。
防水性能はIPX5
音声アシスタント対応。
片耳モードあり。
超低遅延ゲームモード搭載。
80ms程度の低遅延モードで、動画視聴やゲームの体験を向上できます。
ノイズキャンセリング機能搭載。
最大40dBまで騒音低減QuietSmart™ 2.0 ハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載しています。
外音取り込みモード搭載。
専用アプリ「EARFUN AUDIO」あり。
AIR PRO SVはEARFUN初のアプリ対応のイヤホンとなっています。
アプリではEQプリセット、ノイズキャンセリングモードの切り替え、タッチコントロールの調整などができます。
タッチセンサーあり。
誤操作防止の加速度センサーを搭載しています。
アプリでタッチセンサーの割り当てが可能です。
マイク搭載。
6つのマイクを搭載しENCノイズキャンセリングにより、周囲の様々な雑音を除去することができます。
街の喧噪、風の音などなどの騒音/環境音を90%以上除去します。
肝心のマイクの音声はこちら
感想
初回ペアリング
初回ペアリングは一般的な繋げ方と同じです。
装着感
しっかり耳にはまってくれるので安定感が高いです。
角ばっているうどんの部分は耳に当てても不快な感じにはなりませんでした。
アプリの注意点
アプリを使用する際、アカウントを作らないといけないところが面倒です。
アカウントを作らないとノイキャンの切り替えなどの機能は使えません。
音の感想
高音域が引っ込んでいて、低音域がでかいのでヌケの悪いサウンドになっています。
またフィルター感があり一枚ベールがある感じのサウンドです。
全体の音に影響があるくらい低音域を強くしているので、アプリに搭載されているEQを使って大幅に調整する必要があります。
EQで補正
音作りのコツとしてBASSは一旦全下げしてください。
そこから音を確認しつつ、BASSの音量を上げていきます。
私は-5ぐらいがまあちょうどいいかなと思いました。
歌声が遠くドンシャリ気味なのでMIDをブーストしてください。最低+5は上げてください。
これだけ上げてもまだ歌が引っ込んでいる曲とかあるので、その場合はMIDをよりブーストするか、BASSとHIGHをカットして中音域を強調してください。
高音域は好みによりますが、私はMIDより少し強めぐらいが好みでした。
元の音のバランスが悪いので崖みたいな形のイコライジングになりましたw
とはいえ、こんだけ低音域を目立たせないようにしていますが、鳴っている音はまだ低音強めなサウンドをしています。
ドンシャリ気味で歌が引っ込んで聴こえるので、MIDをブーストしていますが、EQでいじっても歌が前に出てこない曲もあるので相性を選ぶものだと考えてください。
注意点としてはノイキャンをONにするとより低音域がデカくなるので、EQでさらにカットする必要があります。
ノイキャンの性能
ノイキャンの性能は高い音から低い音まで消すタイプのノイキャンです。
特に低めの音への効果は強いです。反面、人の声であったり、金属がぶつかるような音には効果が低くなります。
価格のことを考えると全体域のノイズに作用するので、かなりクオリティの高いノイズキャンセルだと感じました。
ノイキャン特有の締め付けは少なめです。
外音取り込みモードの性能
外音取り込みモードの音は「かなり自然」です。
ただし、高音域が強めなので「さしすせそ」みたいな刺さる音は耳につきます。
こちらも価格を考えるとかなり高めなクオリティだと思います。
ゲーミングモードの感想
ノーマルの状態でも遅延はほとんど無いですが、ゲーミングモードにするとほぼ同時でした。
まとめ
1万円以下ということを考えると備えている機能のクオリティがかなり高いが、音作りがイマイチなためもったいない感じのイヤホンになっていると感じました。
音はEQで補正できる範囲のものだったので、今回の記事を参考にしてカスタマイズしてみてください。
EQの補正後は一段階クオリティの高い音になるのでオススメです。
と、記事をアップした日にペアリングができなくなり返品しました。
アプリの解説動画