お手軽USBマイク「SONY ECM-PCV80U」レビュー。ノイズ除去もやってみた。
この記事のもくじ
SONY ECM-PCV80U
ソニー エレクトレットコンデンサーマイクロホン PC/ゲーム用 PCV80U ECM-PCV80Uお手軽コンデンサーマイク
今回はSONYのエレクトレット・コンデンサー・マイク 「ECM-PCV80U」を紹介します。
これは兄が使うために購入したものを借りてきました。
このマイクはUSB経由で直接パソコンに音声を入力できるコンデンサーマイクです。
同梱物はUSB Audio BOX、マイクホルダー、テーブルスタンド、マイクケーブル(2m)、USBケーブル(0.5m)
販売価格3500円でマイクホルダーとテーブルスタンドがついてくるのは良いですね。
反面USB Audio BOXはノイズを拾いやすいので評判が悪いです。
実際に録音したものでもキンキンしたノイズが入っていました。
(おそらく照明器具からのノイズ。)
USB Audio BOX経由でノイズが入っているのであれば電導テープを使い、Audio BOXを電導テープで隙間なく貼るとノイズ対策を取きます。
3M 導電性アルミ箔テープ No.AL-50BT 25mm幅x3m距離による音の違い
録音した音です。
まず入力の音量は下げて設定しています。
これ以上げると音が割れていました。
オーディオ1は20~30cmぐらいの距離から
オーディオ2はマイクに近づいて録音したものです。
オーディオ1は距離があるので音が小さいですね。
オーディオ2は接近しているので音が大きいです。
再生
YOUTUBEでこのマイクのレビューを観ていたら、ホワイトノイズが多く音がイマイチだったので期待していませんでしたが、実際、使ってみると結構いいですね。
入力の音量が大きすぎるとホワイトノイズが大きくなるので、適切な入力の音量を探してください。
テレワークで使う場合、iPhoneに内蔵されているマイクの性能は、このSONYのマイクより良いのでiPhoneを使っている人には必要ないですが、
アンドロイドのスマホやPCで音がイマイチだなあと感じる方にはちょうどいいとマイクだと思います。
注意点
注意点としてはコンデンサーマイクなのでポップガードがあった方が、パピプペポの破裂音のノイズ対策や、
マイクに息がかからなくするようにしたりツバがかかってダメになるリスクを下げられるので、ポップガードは用意した方がいいです。
GRANPRO ポップガード ポップブロッカー マイクフィルタ ノイズ防止ノイズを消してみた
最後にノイズを除去してみましょう。
Audacityというソフトがあり、僕はそれを使っています。
Audacity HP
https://www.audacityteam.org
まず、Adacityを起動させオーディオファイルをドラッグします。
動画をそのままドラッグしても使えます。
まずノイズだけ鳴っている部分を指定しエフェクトからノイズ除去を選びます。
Step1の「ノイズプロファイルの取得」をクリックしノイズの成分をソフトに分析させます。
分析し終わったらコントロール+Aでオーディオ全体を選択し、再び「エフェクト>ノイズ除去」を選びます。
Step2の設定を行いますが設定はよくわからないのでデフォルトのままでOKボタンをクリックします。
これでノイズが消えます。
ノイズ除去前とノイズ除去後比較
もっと簡単なやり方があると思いますが、無料ソフトであればこれが一番簡単だったのでオススメです。
まとめ
SONYのECM-PCV80Uはノイズを除去する手間をかければ、安い割に使えるマイクなので、これから動画を始める人や、テレワークで使いたい人にはオススメです。