Mackie HM-4 コスパと信頼性の高いヘッドフォンアンプ
この記事のもくじ
コスパ最強 ヘッドホンアンプ
今回はバンドでレコーディングをしたい時に必ず持っていたいヘッドフォンアンプを紹介します。
今回紹介するヘッドフォンアンプはMackieのHM-4です。
Mackie HM-4ヘッドフォンアンプはオーディオ・リスニング用とレコーディング・モニター用があります。
Mackie HM-4は後者のレコーディング・モニター用です。
レコーディング・モニター用のヘッドフォンアンプは、レコーディングをしている時に同じ音を複数人で同時にヘッドフォンで聴くために使います。
あとヘッドフォンのケーブルの長さが足りない時とか、中継機として使う時に便利ですね。
経験談
昔、バンドでレコーディングした時に、ドラマーがでかいドラムセットで叩く人だったので、オーディオインターフェイスとドラマーとの距離ができてしまい、ドラマーにヘッドホンが届かなくなった事がありました。
その時はスタジオにあったミキサーなどを中継して、なんとか届かせた経験があります。
この時にヘッドフォンの重大さを痛感しました。
バンドでセルフレコーディングする時に見落としがちな機材なので、必ず用意しましょう。
レコーディングスタジオで録音する場合はもっといいヘッドフォンアンプがあるので大丈夫です。
ヘッドフォンアンプの役割
機能は単純でミキサーやオーディオインターフェイスなどのヘッドフォンアウトから出力し、ヘッドフォンアンプの入力に繋ぎ、4系統に分岐させて出力するといったものです。
4系統それぞれに音量を調整するつまみがあります。
説明していて気がついたのですが、ヘッドフォンアンプの出力から、さらにヘッドフォンアンプに繋ぐ事もできそうですね。
注意点
気をつけて欲しいのは、機材のヘッドフォンアウトとヘッドフォンアンプの入力を繋ぐケーブルは、TRS フォンというステレオ対応のケーブルを使う事です。
見た目がギターなどで使うフォーンケーブルと一緒なのでややこしいですが、ギターのケーブルを使うとモノラルでしか再生されません。
わからなければ、ネットの場合はTRSフォンで検索して出てきたもの、店頭では店員に聴いた方が良いでしょう。
有名なTRSフォンはCanareのSPCシリーズがあります。
TRSフォンケーブル CANARE SPC01僕は新宿のRock Innで店員に聞いた時に持ってきたKyoritsuのケーブル使っていますw
ケーブルの長さは自宅で使う場合は長さはそれほど必要ないですが、スタジオなどで使う場合は最低3m、広いスタジオの場合は5mは用意した方が安心感はあります。
サウンド
音はケーブルのせいかもしれませんが若干悪くなってますね。音痩せが起きています。
元の音が四角だとすると、HM-4を通した音は若干角が丸くなってるみたいな感じです。
若干程度なので値段も安いし仕方ないかなと思います。
ケーブルを変えて改善されるなら一回試してみたいですね。
HM-4より安いヘッドフォンアンプを薦めない理由
レコーディング用のヘッドフォンアンプはHM-4より、さらに安いモデルもありますが、
Mackieのように
「安いのにある程度のクオリティがある」
メーカーではなく、
「安かろう、悪かろう」
のイメージが強い会社なのであまりオススメできません。
両者の販売価格は500円程度の差ですが、信頼性は10:1ぐらいの差は僕の中ではあります。
イメージの問題かも知れませんが、長年の経営方針でついた会社のイメージなのでまさに因果応報だと思うんですよね。
とはいえ、Mackie HM-4の宣伝文句の「戦車並みに頑丈」は戦車なめんじゃねーよと言いたくなるぐらい大げさです。
チャチくはないので「普通に頑丈」程度だと思いますよw
そんなに頑丈さを売りにしたいならACアダプタの貧相さをなんとかしてくれと言いたいですw
まとめ
今回はコスパの高いヘッドフォンアンプMackie HM-4を紹介しました。
レコーディング用のヘッドホンアンプは一般の人にはほぼ用がないものですが、楽器演奏、特にバンドで活動している人やレコーディングが好きな人は持っていた方が良いでしょう。
オススメです。