SONYの新作完全ワイヤレスイヤホン”WF-C500″徹底レビュー!!
この記事のもくじ
SONY WF-C500
今回はSONYの新作完全ワイヤレスイヤホンWF-C500を紹介します。
これはWF-1000XM4の廉価版と言える機種で、ノイズキャンセルや外音取り込み機能などを省いたモデルです。
また音をアップスケーリングするDSEEという機能が、DSEE EXTREMEではなくDSEEになっています。
WF-1000XM4が現在30000円前後と高額ですが、WF-C500が税込11000円なので音質が変わらなければかなりお買い得なイヤホンですね。
同梱物
本体、イヤーピース(SS,M,LL各2個)、充電ケース、USB Type-C(TM) ケーブル(約20cm)、保証書、取り扱い説明書
カラー
カラーはブラックを選びました。
このブラックの他に
アイス・グリーン
コーラル・オレンジ
ホワイト
の合計4種類あります。
最近は白と黒のガジェガジェしたモノクロな色彩とは別に様々なカラーを出して、女性ユーザーを取り込もうという動きが顕著になってきましたね。
スペック
ドライバーは5.8mmのダイナミックドライバー
磁石はネオジウム
Bluetoothのバージョンは5.0
対応コーデックはSBC、AAC
LDACには非対応です。
左右同時伝送接続を採用し本体の左右側それぞれがプレーヤーからのBluetooth信号を同時に伝送、高い接続安定性を実現。
防水性能はIPX4
イヤホンの重さは約5.4g
「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用し、イヤホン本体と耳の接触面を増やすような形状設計が採用されています。
ケースの重さは約34g
充電端子はUSB TYPE-C
連続再生時間は音楽再生で10時間、通話で5時間。
ケースは10時間分バッテリーがあるので、ケース併用で最大20時間使用することができます。
ノイズキャンセル機能と外音取り込み機能は非対応
片耳モードあり
専用アプリHeadphones Connectあり
EQの設定やBluetooth接続品質が選べます。
圧縮された音源を補正するDSEE搭載。
専用アプリ Headphones ConnectでOn/Offができます。
コントロールはタッチセンサーではなく押しボタン式です。
操作はこちら
(音量の上げ下げができるのは嬉しいです。機能が制限されているせいか、コントロールはWF-1000XM4より気が効いてますねw)
マイク内蔵
Google アシスタント とAmazon Alexaの音声アシスタントにも対応しています。
通話の音声はこちら
音の感想
WF-1000XM4の良さの一つとして各楽器や声が鳴っている位置、定位感がハッキリしているところでした。
WF-C500は定位感はしっかりしていますが、一個一個の音ではなく全体の音で表現している感じです。
ただ、これはWF-C500が悪いというよりWF-1000XM4の表現力が優れているだけで、
他のメーカーのイヤホンと比べればWF-C500の定位感の表現力はかなり優秀です。
DSEE
DSEE機能のON/OFFは正直なところ変化を感じられませんでした。
高音域の補正がメインと書いてあったので、加齢による高音域の聞き取り能力の低下の可能性もありますw
WF-1000XM4に搭載されていたDSEE EXTREMEは違いがハッキリしています。
音
デフォルトの音のバランスはWF-1000XM4よりもしっかりしていて、低音域が少し強調されている程度で概ねフラットです。
EQで調整する事もできますが、よっぽど気に入らない限り微調整で充分でしょう。
音の分離感、輪郭、残響音の表現力などはWF-1000XM4よりは劣っていますが、定位感同様他のイヤホンに比べ優秀な性能です。
気になるところ
WF-C500の気になるところは、曲により一枚ベールを挟んでいるような印象を受けます。
このベールを感じない曲もあるので、不思議な現象ですね。
まとめ
今回はSONY WF-C500を紹介しました。
最上級の音質とは言いませんが、1万円という価格設定で、とにかくできる限りの事はやった感じがあり好感が持てますねw
良いイヤホンが税別1万円で手に入れられるのでオススメです。